2020年 11月 02日
沢から錦繍の蝿帽子嶺へ |
蝿帽子嶺登山口7:40ー630m二俣8:50ー
蝿帽子嶺10:40〜12:00ー
蝿帽子峠12:40ー登山口15:00
久し振りに奥美濃・コワタビ谷へ行ってきた。
今回は沢をはじめて間もない期待の若手二人と同行。
フォローにはmasaさん、そばつると安心感この上ない。
また尾根から登頂を目指す別動隊もあるので
沢経験の浅い彼らには心強い。
放射冷却もあってか、朝は吐く息が白い。
寒さ対策のため、上下カッパを着て出発。
根尾西谷を慎重に渡渉。
登山道尾根の末端に鎮座するお地蔵様に挨拶。
以前立てられていたパネルは破損してなくなっていた。
すぐにコワタビ谷の流れに下りる。
前半は穏やかな流れが続く。
沢は徐々に変化を表し、幾つかの段差が沢らしさを醸し出す。
何時しか朝の寒さは薄れてカッパだと暑いくらいに。
途中で上だけ脱ぐ。
2段10メートル滝が現われる。
前回訪れた時は水量が多く巻いた。
今回は水量も落ち着いていて登りごろだ。
念のため沢2回目のChiakiちゃんにはロープを出したが
その必要はなかったようだ。
その後、ロープを出す事はなかった。
2段目を簡単に登ってくるChiakiちゃん。
ちょっといやらしい感じの5m。
水流側を登った。
秋の沢は陽の当たった樹木が黄金色に輝き目を楽しませてくれる。
上流部に現われる8mの滝は少しレベルが高い。
トップでいくも途中でホールドがはげてヒヤヒヤ。
若手二人はmasaさんのリードで左岸を巻いた。
そばつるもヒヤヒヤで登る。
800m辺りからは沢が立つ。
奥美濃の沢らしい。
高度を上げると樹林も色艶やか。
青空に映える。
落ち葉に埋もれた急斜面に
先輩の助言を受けながら四苦八苦。
シロモジの薮をかき分けて蝿帽子嶺の三角点に出た。
山頂から見えるのは能郷白山方面のみ。
それでも沢を登っての登頂は充実感がある。
登山道に下りれば冠雪した白山も見えた。
山頂で尾根組と合流。
下山は賑やかに。
蝿帽子嶺に登ったら峠にも寄りたい。
少しルートを外したが無事到着。
そして定番の天狗党の話題に花が咲く。
旧官道蝿帽子道沿いの木々は見事に紅葉。
その輝きに息をのむ。
登山道尾根沿いのブナ林も改めて見るとすばらしい。
尾根の末端に下りて再び根尾西谷の渡渉。
最後に濡れたくないと慎重に。
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by two2106
| 2020-11-02 09:37
| 沢登り
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