2021年 02月 16日
ウロコでGO!奥美濃・高尾山 |
林道駐車地8:45ーのりこし峠11:10ー
高尾山12:35〜13:30ーのりこし峠14:35ー駐車地16:15
1月にスノーシューで魚金山周遊をした時に
山頂台地をウロコで歩き回ったら楽しそうだと感じた。
その思いにとらわれて雪の残る内にと向かった。
谷汲の神原から根尾水鳥に通る林道をのりこし峠まであがり
西台山や残雪の高尾山、魚金山を訪れた事がある。
今回もそのつもりで気軽に向かった。
それゆえ、出発時間も遅かった。
読みが甘かった。
林道は標高330m辺りの谷の出合で積雪のため通行不能。
まあ、でも雪があるならウロコで歩いていけるだろう、と出発。
しかし、これも甘かった。
南側を通る林道は雪解けが早く、切れ切れだった。
スキーの着脱を頻繁に繰り返し、ザックに括りつけて歩く事もあった。
標高550mを越えた辺りからようやく雪が繋がった。
すでに10時半を越えている。
何をやってるんだか、とも思ったが
ここまで来たからにはせめて高尾山の山頂くらいは踏みたい。
カーブミラーに映る自分を撮影したりして気を紛らせつつ登高。
この辺りは雪が豊富で30センチは楽に残っていた。
やっとのりこし峠にとうちゃこ。
水鳥に下る林道は土砂崩れのため通行止めになっている。
もっともこの季節、雪で通行不能だが。
東屋の脇から上を目指す。
夏道の目印が続くがスキーでは追い難い。
斜面の雪をつなげて適当に登っていく。
急斜面にやや腐り気味の雪でウロコのままではきついのでシールを装着。
ここのところの高温続きで露出部分が多い。
雪の繋がったルートを探し出すのに苦労した。
尾根上に出ると更に状況は悪くスキーをザックに括りつけて登高。
担いだ板が枝に引っかかって煩わしかった。
成行き上、ジャンクションピークにあがってしまったが
左手から巻いた方が良かった。
ジャンクションの下には豊富な雪が残っていた。
気を良くしてスキー歩行に切り替える。
豊富そうに見えた雪もわずかで切れ切れに。
また、スキーの着脱を繰り返す羽目に。
雪量が1月に訪れたときよりかなり少ない。
それでも山頂周辺はまだ雪が豊富でホッとする。
山頂よりわずかに北に向かったオープンスペースで休憩。
魚金山がのぞめてロケーションのいい所だ。
本当は魚金山までのつもりだったが行っても楽しくなさそうだ。
時間もかかり過ぎた。
今日はここまで。
豊富な雪を残す山頂から南西の斜面が滑るのに良いように見え飛び込んでみる。
しかし、腐り気味の雪でいきなり転倒。
その後も上手くは滑れずトラバース気味に山腹を下っていく。
上手い人ならこんなとこでもテレマークを決めながら下るのだろうか。
自分の未熟さを思い知った。
ジャンクションから西に落ちる沢筋は雪が下部まで豊富に残る。
樹間も広く滑るには良いように見える。
が、入ってみるとやはり雪が難しい。
大転倒したりしてほとんどテレマークになってない。
最後は尾根を巻いたがこれも失敗。
雪が切れた。
やっとのりこし峠に辿り着き後は林道を滑り降りる。
が、スキーが滑らす、半ば歩くような感じだった。
雪解けも進んでいて登りよりも雪が切れた場所が増えていた。
まあ、散々な山行だったがそれでも後悔はない。
それどころかむしろ楽しかったとさえ感じているのは
Mっ気があるからだろうか。
by two2106
| 2021-02-16 16:20
| テレマークスキー
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